わーくあうと!

日々の作業でためになったことをアウトプットすることで自分の成長につながればなと。

ホリエモンの拝金読みました

ホリエモンの拝金読みましたー。
 主人公である、満喫でバイトをするフリーターがかつてのホリエモンのようにどんどん成り上がっていき、IT企業全盛期時代のIT企業達が実際どんなふうな生(性)活をしていたか、主人公になりきって擬似的に体験できる作品でした。外部の人間が取材して書いたとかではなく、その時代を駆け抜けた張本人が実体験に基づいて書いているので妙にリアルです。

フィクションなんだけどフィクションではない。実際に起きた事(球団買収やニッポン放送株事件など)の裏側がわかる。僕はフィクションものがあまり好きではないのですが、そういったリアルの出来事と照らし合わしながら読めるという所でなかなか楽しめました。本の言葉を借りると"フィクションだから言えるノンフィクション"っていうとこかな。結構楽しめます。そのへんのファンタジーな映画とかよりもエキサイティングです。


 ホリエモンの小説処女作で、確かにとても楽しめるんですがこれで「ホリエモンの書く小説は楽しい」とは言えないですよね。あくまで実際にあった出来事をフィクションとうたいながら好きなように書いてるから面白いんであって、これが完全ノンフィクションの出来事だったらそこまで楽しい作品にはならなかっただろうなぁ。ホリエモンブログを読んでても頭のいい人なんだとは伝わってくるけれど決して読みやすいと思ったことはないし。

 まぁこの拝金について言えば、

という人なら間違いなく楽しめます。
そんな感じでした。