jetpackのパブリサイズ共有で、メッセージにプレフィックスを付ける方法
jetpackのパブリサイズ共有を使って記事の更新をTwitterやFacebookに共有してるのですが、デフォルトの文言がタイトルとURLだけで分かりづらいので先頭に【ブログ更新】みたいなプレフィックスつけたいなーと思って対応したのでメモ。
デフォルトの文言を変更したくてjetpackプラグインの中身を漁ってたら『jetpack/modules/publicize/publicize.php』の33行目付近に
var $default_prefix = ''; var $default_message = '%title%'; var $default_suffix = ' %url%';
という記述があり、この値を使っているようでした。
ここを変えれば変わるのですが、直接プラグインをいじるのはいけてないので何かないかなーともう少し読み進めたら『wpas_default_prefix』という名前でapply_filtersしてました。
なので function.php に add_filter を定義して値を上書きした・・・けど何故か呼ばれなかった。
色々試してみたけど、どうも function.php に書いた add_filter が定義される前に publicize.php の apply_filters 部分が呼ばれているようだった。
仕方がないのでプラグインを直接いじって対応することにした。
修正後がこれ↓
var $default_prefix = '【ブログ更新】';
var $default_message = '%title%';
var $default_suffix = ' %url%';
プラグインはいじりたくなかったけど仕方ない...
WordPressにTwitter Cardsを設定してみた。
公式のTwitterクライアントなんかでURLが含まれたツイートをクリックした時に概要がシュッと出るあれ、自分のブログでも出たらかっこいいなーと思って設定してみました(このブログでは無いですが)
作業としては『ブログ側の対応』『Twitterへ申請』の2つがあるのでそれぞれ説明します。
ブログ側の対応
htmlのhead部分にコードを挿入するのですが、テーマを直接いじるのも嫌だったので『Twitter Cards』というプラグインを使いました。
プラグインー>新規追加 から『Twitter Cards』で検索すれば見つかるのでインストールします。
インストールしたプラグインを有効化したらこれだけでもうブログ側の対応は終わりです。
Twitterへ申請
Card Validator | Twitter Developers https://dev.twitter.com/docs/cards/validation/validator
↑のリンクから表示の確認をした後に申請をします。
Validate & Apply タブにあるテキストフィールドに自分のブログ記事のURLを入れてEnter押すと表示を確認できます。 ここで何もエラーが出なければそのまま『Request Approval』ボタンから申請画面へと進みます。(自分の場合はここで『invalid card type』というエラーが出て、色々試しても解決できずに一晩寝てまた試したらなぜか通りました。Twitterのバグ?)
で、申請画面にある項目(Webサイトの簡単な説明文など入れる必要あります)を適当に埋めて『Register Domain』ボタンを押せば申請完了です。
あとはTwitterから対応完了の連絡が来るのを待つだけ。
ちなみにこの連絡は数週間かかるらしいです。
ニコ動のURLからブログ記事のアイキャッチを自動的に作成する方法
wordpressで、youtubeやニコニコ動画からアイキャッチを自動生成する方法を探してたら↓の記事を見つけた。
YouTubeの動画からブログ記事のアイキャッチ画像を自動的に作成する方法
この記事を参考に『auto-post-thumbnail.php』の
// Get all images from post's body
preg_match_all('/<\s*img [^\>]*src\s*=\s*[\""\']?([^\""\'>]*)/i', $post[0]->post_content, $matches);
の下に
if (empty($matches[0])) {
preg_match('%(?:youtube\.com/(?:user/.+/|(?:v|e(?:mbed)?)/|.*[?&]v=)|youtu\.be/)([^"&?/ ]{11})%i', $post[0]->post_content, $match);
if (!empty($match[1])) {
$matches=array(); $matches[0]=$matches[1]=array('http://i3.ytimg.com/vi/'.$match[1].'/hqdefault.jpg');
}
}
を追記する事でYouTubeの動画が貼られた記事で自動でアイキャッチを作成することができた。
その勢いで正規表現部分とサムネ画像URL部分をいじればニコ動にも対応できるかなーと思い、
if (empty($matches[0])) { preg_match('/http:\/\/(?:www\.nicovideo\.jp\/watch|nico\.ms)\/[a-z][a-z](\d+)/', $post[0]->post_content, $match); if (!empty($match[1])) { $matches=array(); $matches[0]=$matches[1]=array('http://tn-skr.smilevideo.jp/smile?i='.$match[1]); } }
といったコードを先程のYouTubeのコードの下に追記したが、うまく行かなかった。
色々とデバッグした結果、どうやら『function apt_generate_post_thumb』内でmimeタイプのチェックをしているが、これがファイルの拡張子でチェックしているため拡張子が偽装されているものについてはここで弾かれているようだった(ニコ動のサムネはファイル名に拡張子が無い)
ということで、ファイルデータから直接mimeタイプを取れるよう修正した(プラグインを直接編集するのは気が引けるが...)
編集内容は
// No file type! No point to proceed further if ( ( !$type || !$ext ) && !current_user_can( 'unfiltered_upload' ) ) { return null; }
という記述の前に
if (!$type || !$ext) { $finfo = finfo_open(FILEINFO_MIME_TYPE); $type = finfo_buffer($finfo, $file_data); $ext = "aaa";//なんでもいいから値入れる. finfo_close($finfo); }
を書く。
これでニコ動のアイキャッチ生成にも対応できた。
LESSのbox-shadow、transitionなどで複数パラメータを使用する
すいませんすいません。最近アプリ開発をサボってちょっとしたWebサイト作ってます・・・。
で、久しぶりにcssいじってたらLESSなんて便利なものがあったので使ってたのですが、『box-shadow』や『transition』で複数の値をカンマ区切りでいい感じに指定する方法が見つからなくて悩んだので解決策をメモっておきます。
解決までの経緯を書くのが面倒なので、最終的なコードを晒すと
/* box-shadow. */ .box-shadow(...) { @props: ~`"@{arguments}".replace(/[\[\]]/g, '')`; -webkit-box-shadow: @props; -moz-box-shadow: @props; -ms-box-shadow: @props; -o-box-shadow: @props; box-shadow: @props; } .box-shadow(@style) { -webkit-box-shadow: @style; -moz-box-shadow: @style; -ms-box-shadow: @style; -o-box-shadow: @style; box-shadow: @style; }
こんな感じでmixin定義。で、
.box-shadow(0 0 10px 0 rgba(0,0,0,0.2), inset 0 0 10px 0 rgba(255,0,0,0.2);
こんな感じで呼び出す。 複数指定しない場合は
.box-shadow(0 0 10px 0 rgba(0,0,0,0.2);
こんな感じ。
で、「RGBAの値を入力するのが面倒だ!16進数指定したい!hex!」って場合は
.box-shadow(0 0 10px 0 fade(#000, 20%);
という書き方もできる。
このmixinについてざっくり説明すると、引数が複数の場合は上の .box-shadow を呼んで、引数が一つの場合は下の .box-shadow を呼ぶようになっている。
また、『transition』でも同じように
/* transition. */ .transition(...) { @props: ~`"@{arguments}".replace(/[\[\]]/g, '')`; -webkit-transition: @props; -moz-transition: @props; -ms-transition: @props; -o-transition: @props; transition: @props; } .transition(@style) { -webkit-transition: @style; -moz-transition: @style; -ms-transition: @style; -o-transition: @style; transition: @style; }
と定義しておけば複数パラメータに対応できる。
最近のハイライト(4月19日版)
最近のAir for iOSでのアプリ制作で困ったこと、考えたこと、どうやって解決したか、などをつらつらとメモっておく。(主にプログラム周り)
イベントを活用しようと思った
今までサーバーサイドのプログラムばかり書いていたせいかイベント駆動の概念が無かったが、これからは使ってみようと思った。
例えば『メニュー』クリックで『シーン』を切り替える処理を書く場合、
イベント使わない → メニュークラス から シーンクラス の シーンを切り替える() メソッドを呼ぶ。
イベント使う → メニュークラス から シーン切り替えのイベントを送出。シーンクラスでイベントを受け取り、シーンを切り替える。
こんな感じに書ける。
何が嬉しいかというと、メニュークラスとシーンクラスの依存を断ち切る事ができる。うん。嬉しい。使っていこう。
データの永続化どうしよう
これは書いているうちに長くなったので別エントリにまとめた。
→Air for iOSでのデータ保存について - わーくあうと!
リファレンス見やすくて嬉しい
あと ActionScript 3.0 のリファレンスガイドがとても見やすい。それぞれのクラスの継承関係から使用例、メソッドの詳細まで細かく書いてるので、リンクを辿って読んでいくと新しい発見もあって楽しい。
例えば上のほうで書いた、「イベントを使おう」と思ったきっかけも、
俺:「SharedObjectが継承しているEventDispatcherってなんだろう」
(リファレンス読む)
俺:「へーこんな事できるのかー面白そう。使ってみよう」
って経緯だった。リファレンス読もう。
その他AS3についてもろもろ
AS3ってこんな書き方できないのーとTwitterでつぶやいてみた
as3って func(a, c="hoge"); みたいな書き方できないのかな — にっくさん (@nickworks_net) 2013年4月15日
actionscriptって静的メソッドの継承できないのかな — にっくさん (@nickworks_net) 2013年4月16日
もちろん誰からもリプライは無かった。
以上、最近のハイライトでした。
Air for iOSでのデータ保存について
ゲームを作ってるとゲーム内の値(所持金、経験値など)をローカルに保存する必要が出てくる。
方法は色々あるが、『SharedObject』や『File』、『SQLite』なんかを使う方法があるらしい。
これは特に迷う事無くSharedObjectを使おうと決めた。理由はオブジェクトをそのまま保存できて自前でシリアライズする手間もなく、一番ラクそうだったから。
カスタムクラスの保存ができない・・・
そんなこんなで使ってみたがカスタムクラスの保存ができない。というかObject型で保存される。少し調べてみたら、『registerClassAlias』関数でカスタムクラスをあらかじめ登録することでカスタムクラスのインスタンスを保存できるようになるようだった。
registerClassAlias("HogeModel", HogeModel); SharedObject.getLocal(Defines.APP_SO_NAME_SPACE);
↑こんな感じでSharedObject.getLocalの前にカスタムクラスを登録する。
(これはこれで保存するカスタムクラスをいちいち書かないといけなくて面倒だけど)
勝手に保存される・・・
SharedObjectの動きを確認していると、SharedObject.flush()を読んでいなくても保存されていることに気がついた。どこかに.flush()するコード残ってたかなーと探してみたが見当たらない。
あれー、、と思いながらリファレンスのflushの説明を読んでみると
ローカルに永続化された共有オブジェクトを直ちにローカルファイルに書き込みます。このメソッドを使用しない場合、共有オブジェクトがファイルに書き込まれるのは、共有オブジェクトセッションの終了時となります。つまり、SWF ファイルが閉じられるとき、共有オブジェクトが参照されなくなってガベージコレクションされるとき、SharedObject.clear()
またはSharedObject.close()
が呼び出されたとき、のいずれかの時点です。
と書かれている。仕様でした。
これはこれで便利だが、自分が想定していない所で保存されると追い辛いバグを孕みそうな予感がしたので、自前の保存関数をかまして使うことで、自動で保存されないようにした。
コードで書くと下記のような感じ
public class AppData { public function AppData() { } /* * SharedObjectを取得. */ public static function getSharedObject():SharedObject { registerClassAlias("HogeModel", HogeModel); return SharedObject.getLocal(Defines.APP_SO_NAME_SPACE); } /* * (1)SharedObjectの保存領域部分を返す. */ private static var __tmp:Object; public static function getDataObject():Object { var so:SharedObject = AppData.getSharedObject(); if(__tmp == null){ __tmp = ObjectUtil.clone(so.data); } return __tmp; } /* * (2)保存. */ public static function saveAll():void { var so:SharedObject = AppData.getSharedObject(); //↓__tmpを入れなおしている. so.data = AppData.getDataObject(); so.flush(); } }
(1)で保存領域を複製した物(__tmp)を返し、(2)でso.dataに代入しなおして保存している。
これはまぁぶっちゃけ保存し忘れするかもしれないってのとトレードオフの関係なので、やるべきかどうかは個人の自由かなと思う。
以上。そんな感じ。
Air Debug Lancher(ADL)のプレビューが画面に収まらない件
Air for iOSでのアプリ開発、普段は Air Debug Lancher(ADL) でプレビューしてるんだけど
自分の環境ではディスプレイに収まらなかった。
↑下のほう収まってないんです。
ADLの表示倍率を変更できる設定がないか探したけど見当たらなかった。
iOSシュミレーターなら表示倍率が変えられるし、3GSの解像度で表示もできるからどうにかなるがパブリッシュに時間が掛かり過ぎて使ってられないし。 で、どうしたものかと。
Air Debug LauncherでプレビューしてもPCの画面に収まりきらなくて下のほうが確認できない・・・ — にっくさん (@nickworks_net) 2013年4月13日
考えた末に思いつきました。
縦横比を横長モードにして開発する技を思いついた — にっくさん (@nickworks_net) 2013年4月13日
Air for iOS設定を開いて、『起動時の縦横比』を『横長モード』にしてプレビューしたのがこれ↓
うーん、、まあ正しい対応かと言われると微妙だが、仕方ないのでとりあえずはこれでやってみる。